肥満を防ごう

飽食の時代などと呼ばれ、私たちの食生活はたいへん豊かです。学校給食の普及などから、洋風の食生活が一般化しました。最近は、グルメブームといわれるように、人々はこぞって美食をするようになりました。


また、クルマや電化製品の発達で、私たちは、ますます体を動かさなくなっています。大した長さでもない階段を歩いて登らずに、エスカレーターを使いがちです。

こんな生活を続ければ、栄養過多と運動不足から太ってくるのは、だれの目にも明らかです。そのため太ることは糖尿病につながりかねません。

さらに、糖尿病ばかりでなく、高血圧症や心臓病、脳出血、動脈硬化症、腎臓病や肝臓障害にかかりやすくなります。太っていることは、成人病の温床といえます。中年以後の肥満は食べすぎや運動不足によるものですから、自分で意識し、コントロールしていくことができるはずです。

太りすぎは、朝食抜きの食べすぎ、動物性脂肪の取りすぎ、甘いものの取りすぎ、酒の飲みすぎなどの不健全な食生活に、運動不足が加わって起きます。

肥満と正常の境をどこにするかは、個人差もあり、むずかしいところです。

標準体重は、別名理想体重ともいい、身長に対して、体重がどれくらいであれば、活動的に日常生活を送れるかの目安となるものです。この標準体重は、

(身長(cm)-100)×0.9

で求めます。ただし、身長が150センチメートル未満の人は、この数式で出される数字では、少なすぎるため、

(身長(cm)-50)÷2

で算出します。

一般には、標準体重から10%増までが正常、10~25%までが太りぎみ、20%以上が太りすぎとされています。

たとえば、178センチメートルの人の標準体重は、次のように求めます。

(178-100)×0.9=70.2

となり、少数以下を四捨五入し、70キログラムが標準体重となります。

この10%増である、77キログラムまでが安全域といえます。

計算した結果、太りすぎと出た人は注意が必要です。とくに、年齢が40歳を超えている人は精密な検査を受けるようにお勧めします。

・症状チェック

□辛いものを食べているわけではないのに、ひどくのどがかわく
□夜何度もトイレに起き、尿の量も多い
□急に体重が減った
□異常に食欲がある
□ものがぼやけて見える
□体がだるく、疲れやすい
当てはまるものが一つでもあれば糖尿病である危険性があります。正式な検査を受けてください

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